2024年の夏にヨーロッパを周遊し、「Global Blue」と「.planet」共に一人で手続きすることが出来ましたので、今回は「フランクフルト空港」での免税手続きについて、その流れをご紹介します。
入金されるまで2ヶ月かかると言われている中、今回返金申請をした日からなんと5日後には入金されました!
最近では、空港によってはセルフで完結するようですが、フランクフルト空港ではそのまま職員にお願いした方がスムーズだった気がします。
免税手続きの流れ
まず、免税を受けるための流れをご紹介します。
1. 購入店舗にて「免税書類」を発行してもらう。

現地でアイテムを購入する際、免税店であればレジでレシートと共に「免税書類」を発行してもらうことができます。大前提として、これがなければ申請はできません。
私はお土産を買うたびにスタッフの方に「このお店はTax Freeに対応していますか?」と必ず聞くようにしていました。お店によっては、「TAX FREE」と書いていないところもあるため。

あと単純に「TAX FREE」の表記を探すのが面倒くさい。
その際、きちんと理解しているスタッフであれば、「もちろん!ちょっと時間かかるけどいい?」や、「対応しているけど今回は対象にはならないわ。○○ユーロ以上必要なの。」というようなことを教えてくれます。
このように国によって免税対象になるかどうかはルールが異なります(一店舗で40ユーロ以上お買い上げで対象など)ので、スタッフに聞いた方が確実です。ただし、たまによく分かってない新米スタッフもいるので、微妙な反応だったら他のスタッフにも確認してみてください。
免税申請を請け負っている大手の会社は、EUでは「Global Blue」「.planet」の2社が有名です。購入したお店がどこの会社と提携しているか次第で、自分で選ぶことはできません。

今回、どちらの会社も手続きしてみて、個人的には「Global Blue」の方が返金も早く、アプリやメール対応も充実していたので安心して手続きできました。

こんな感じで、逐一やるべきことや返金状況を確認できます。
2. もらった書類を確認して記入する。
個人情報や署名、返金方法について記入します。

「Global Blue」はA4のしっかりした書類でしたが、「.planet」はレシートの裏にシールが貼られていて、そこに記入するだけでした。
3. 空港または街中の税関へ持って行き、承認印をもらう。
税関でスタンプをもらうまで、お店で梱包してもらった袋は開封せずにそのまま持っていきます。
このとき、パスポートや搭乗券もいっしょに確認されます。
「帰りの飛行機が早朝で時間がない」という場合は、空港ではなく市内にもいくつか免税スタンプをもらえる場所があるため、近くの窓口をお調べの上、そこで事前に申請しておくことをオススメします。

ドイツでは税関のことを「Zoll」と言います。
カウンターを見つける際の目印にしてみてくださいね。
4. 【返金手続き】空港にて書類を提出する。
「Global Blue」か「.planet」で、それぞれ窓口が異なりますのでご注意ください。どっちがどっちの窓口か分からなければ、書類を見せて職員に確認を。
空港内に免税カウンターは複数あり、免税アイテムを「預け荷物に入れる」「手荷物で機内に持ち込む」どちらかによって流れが異なります。
今回私が購入したアイテムはすべて、割れ物・ガラス・精密機器だったため、ここからは後者の「機内に手荷物として免税アイテムを持ち込んだ場合」についてのご紹介になります。
周遊するルートが重要
免税対象のアイテムを購入したのがすべてEU圏内の場合、免税手続きは、最終出発地点ですべてまとめて行うことが可能です。
例えば、「日本」→「フランス」→「イタリア」→「日本」というルートの場合、「イタリア」にて免税手続きを行うことになります。
今回私が経由したルートはこちら。
「日本」→「デンマーク」→「スウェーデン」
→「フィンランド」→「オランダ」
→「フランス」→「ドイツ」→「日本」
★スウェーデン・フィンランドにて
免税アイテムを購入
↓
日本に向けて出国する日
ドイツ「ケルン」発
↓
ドイツ「フランクフルト」経由
↓
「羽田」
最終出国地が「ドイツ」だったので、「ケルン空港」で手続きできるかなと思いましたが、結果「フランクフルト空港」でなければNGでした。
最終出国地でなければスタンプはもらえない
大事なのは、これ。
最終出発地(最後に出国するEU圏内の都市 ※乗り継ぎの場合も含む)でしか免税スタンプがもらえない。
今回、ヨーロッパを周遊した中で購入した、複数のアイテムの免税を受けるには、最終的に出国する空港で手続きしなければなりませんでした。
私の場合、フランクフルトでは、乗り継ぎ時間が1時間しかなかったので、最初のケルン・ボン空港にて税関職員にお願いしてみたところ、、

こんにちは!免税スタンプいただけますか?

税関
目的地は?

日本に帰ります。

税関
日本?ってことは乗り継ぎあるよね?

はい。フランクフルト経由して日本に行きます…。

税関
だよね。じゃあダメダメ。
最終出国地(フランクフルト)じゃないとスタンプはあげられないよー!

でもフランクフルトでは乗り継ぎ1時間しかなくて、、
向こうでできる自信がないんですけど・・・だめですか?
(諦めの悪い女)

税関
大丈夫大丈夫、カウンター行くだけやから。
なんとかなるよ、がんばって!
とのことで、諦めてフランクフルト空港でダッシュすることに。
このようなことになるため、乗り継ぎがある場合は免税アイテムも「預け荷物」として預けた方が楽だと感じました。そうすれば、最初の出発地でスタンプがもらえます。
今回は、購入したアイテムがすべてガラスや精密機器だったため、「機内持ち込み荷物」として免税手続きを行いました。
今回は1時間の乗り継ぎでも、結果的になんとかできたのですが、フランクフルト空港での出国審査が長蛇の列で、到着ゲートからANAの出発ゲートに辿り着くまで50分かかりました。
最後に「乗り継ぎの人が知っておいた方がいい注意点」をまとめましたので、同じく乗り継ぎの方はしっかりとご確認ください!
実際に免税手続きしていく!
1. マップを確認
フランクフルト空港に着いたら、まずどこに行けばいいか事前に確認しておきましょう。
こちらが「ANA」の公式ホームページに載っていた「ターミナル1」のマップになります。
フランクフルト空港(ドイツ)の空港マップ:入出国、乗り継ぎ空港案内|国際線|ANA
正直この地図だけ見ても全然分からず、実際に着いてから戸惑いました・・・。
同じような方が増えないよう、こちらのマップと照らし合わせながら、実際に空港内の写真を撮ってきましたのでぜひチェックを・・・!

2. 税関で承認スタンプをGET(窓口①)
※すでに承認印をもらっている方は3の返金手続きへ。

出国審査を終え、ANAの出発ゲートへ向かって左側に「Global Blue」と書かれた青いカウンターが見えてきます。最初に行くのはココ(②)ではなく、その左手「奥」にある小さな窓口(①)です。

この①の窓口がちょっと分かりにくかったです。
まずはこちらでアイテムや書類を見せてスタンプをもらいます。
ここでは
「Global Blue」「.planet」関係なく
すべての書類にスタンプを
押してもらうことができました。
店頭で免税書類を発行してもらう際、このようにテープで巻かれ、EU圏内にいる間は決して自分では開けないように指示があるのですが、私の場合は、口頭で「ここに全部ある?」と聞かれただけで実際に中身の確認はされませんでした。

3. 返金手続き(窓口②・③)
スタンプをもらっただけで完了ではありません。返金してもらうためには、もうワンステップ必要になります。
「Global Blue」の場合(窓口②)

先ほどの青いカウンター(②)に戻り、スタンプをもらった書類とパスポート等を見せます。
バーコードをピッとされたあと、私はクレジットカード(デビットカード)を選択していたので、事前に紙にも記入していましたが、その場でカードを機械に通し、返金完了の確認レシートをもらいました。

まずは、この1枚目の分を処理するよ。いくよー。はい、これで5ユーロ返金ね。
次はこの2枚目ね。はい、25SEK返金完了ね。
ご丁寧に1枚ずつ間違えないようやってくれました。

親切…!
「.planet」の場合(窓口③)

ANAの出発ゲートへ向かって右側(先ほどのカウンターとは反対側)にある窓口(③)の職員に「.planet」の書類(レシート)を見せます。
記入漏れがないことを確認され、「おっけー。そこのポストに入れたら完了よ!」と言われました。
こっちはここに投函しただけでおしまい。


本当にこれだけ?ちょっと不安だな・・・
いつ・どのくらいで返金される?
Global Blueの場合
今回、申請をした日から5日後
にしっかり返金されました!
※実際に口座に反映されたのは6日後
「実際に入金されるまで2ヶ月くらいかかる」という記事があったので、気長に待っていようと思っていたのですが、なんと手続きを行った日からたった5日後に「Global Blue」からこんなメールが・・・

その翌日、口座にしっかりと入金されていました。

.planetの場合
※追記
「.planet」の方も無事に返金されました!

口座への入金までにかかった日数は
22日でした。

思ったより全然早くてびっくり!
早く返金してもらうには?
- VISAのカードを指定する。
こちらは「Global Blue」のアプリで登録する際に、「Global BlueはVISAと提携しているためこちらのカード会社を指定した方が処理が早い」といった内容がしっかりと明記されていました。
※「.planet」は特にそういう情報はありませんでしたが、VISAで申請したところ約20日での返金となりました。
通貨は何で返金される?
私は、余計な手数料を取られないよう、現地通貨で返金してもらいたかったので、外貨預金口座(ドル・ユーロ・クローネ)を持っているソニー銀行のデビットカードで登録したのですが、残念ながら「Global Blue」「.planet」共にすべての通貨が日本円で入金されていました。(自動的に「円」が選択される…?)
いくら戻ってきたか
実際に返金された金額を計算してみると、フィンランドで購入した「49ユーロ(税率24%)」のアイテムでは、「5ユーロ」の返金通知に対し「732円」の入金(1ユーロあたり146.4円)でした。この週の実際のレートは、およそ166円~168円でしたので、やはり円で入金されていた分手数料が取られているようですね。
ちなみに「.planet」の方は、ポスト投函しただけだったため、いくら(何ユーロ)返金されるか通知がなく分からなかったのですが、「73ユーロ(税率24%)」購入し、戻ってきたのは「1,395円」でした。ここ最近、円相場も乱高下しているので、どのような計算になっているのかはっきりと特定するのは難しいのですが、ざっくり11%くらいが返金された感覚。
デビットカードでもいけた
「デビットカードは登録NG」と注意書きで書いてあるところもありましたが、ソニー銀行のデビットカードは問題なくきちんと返還してもらえました!
ただし、カード会社によっては、うまくいかない恐れもあります。ソニー銀行のデビットカード以外はお気を付けください。
乗り継ぎの人は注意!
フランクフルト空港での「ルフトハンザ」→「ANA」への乗り継ぎは、同じターミナル内ですが、結構距離があります。
今回、このあと紹介する公式アプリ上には、到着ゲートから出発ゲートへの所要時間は「徒歩9分」と書いてありましたが、駆け足で進んで実際は50分かかりました…。
出国審査が長蛇の列で40分待ちだったのと、免税の流れが分からず、あたふたしてしまったためです。(結果的にギリギリ駆け込んで間に合いました!汗)
また、税関には職員がたった一人しかいなかったため、スタンプをもらうのにも並ぶ可能性があります。

最悪、日本に着いてからでも返金の申請はできるようですが、面倒なことはできれば済ませておきたい…。
事前にやっておいた方がいいこと
私は今回「ANA」で全てまとめて航空券を取っていましたが、「ルフトハンザ航空」のアプリも入れてどちらからもチェックインしていました。
海外のゲートは直前に変わることがよくあるため、即時通知してくれる「現地の航空会社のアプリ」も入れて、予約番号を登録しておくべし!
出国審査、免税手続き、搭乗、すべて紙の搭乗券は不要でスマホだけでいけます◎
ルフトハンザのアプリではこのように「あなたが到着するのはゲート●●、次に乗る飛行機の出発ゲートは●●、移動にかかる時間は徒歩●分」とご丁寧に教えてくれます↓

もしこれを見てない方は、到着ゲートに着いてから電光掲示板を探して、調べて、とここで時間を要してしまい、出国審査に並ぶ列に出遅れてしまいますのでご注意ください!

ルフトハンザ航空で私の隣に座っていた男性は、確認が遅れたのか、出国審査の列で私の100人ほど後ろに並んでいました!他のみんなも列を見て「まじか〜」という顔をしてました。
まとめ
ANAを利用した際のフランクフルト空港での免税手続きについて紹介させていただきました。初めての場合、場所や流れが分からず少し戸惑ったため、この記事が参考になれば幸いです。


