2024年4月、ついに1ドル160円まで円安が進みました。海外に行ってそのまま外貨を持っている人は今が両替のチャンス!?
私もここ数年で訪れた各国の外貨(現金)が眠っていたので、「大黒屋」にて円に両替してきました。今回は、「大黒屋での両替はお得なのか?」について、実際に両替してきた内容をシェアしたいと思います。
「大黒屋」を選んだ理由
店頭で今すぐ両替できるところが良かった。
というのも、前日に154円から158円まで一気に4円も動いたことで、円安のニュースで持ち切りに。為替介入がいつ入ってもおかしくない状況になりました。円相場は、いつでも急激に変わる可能性があることから「今、このレートで替えたい!」ということで、すぐに両替可能な場所を探しました。
外貨(現金)を円に両替できる場所
いま持っている外貨(現金)を日本円に両替できる場所として選択肢にあげられたのはこちらの4つ。
- 各銀行の支店
- 金券ショップ
- 空港の外貨両替所
- 自動外貨両替機(駅・ホテル・コンビニなど)
銀行窓口
キャッシュレス決済の普及やコロナの影響により、残念ながら近年、多くの銀行が両替窓口や自動外貨両替機を廃止し始めており、店頭で外貨(現金)の両替をしてくれる場所が少なくなってきています。
「外貨両替」のお取り扱い終了について
ゆうちょ銀行公式ホームページより
2021年12月30日(木)をもって、マネー・ローンダリングおよびテロ資金供与防止に向けた態勢強化の一環、およびキャッシュレス決済の進展等による外貨現金の需要減少に伴い、ゆうちょ銀行直営店(233店舗)における外貨両替のお取り扱いを終了いたします。
外貨両替ショップ・外貨自動両替機は2024年3月31日をもちまして営業を終了しました。
みずほ銀行公式ホームページより
みずほ銀行窓口での外貨両替の取扱(円預金口座を利用した外貨両替を含む)は終了しております。
ご不便をおかけいたしますが、外貨の両替を希望されるお客さまは、他の金融機関等をご利用いただきますようお願い申しあげます。
私が普段利用している銀行では、サービスを終了していたことから、今回は選択肢から外しました。
三菱UFJ銀行など窓口での取り扱いがある銀行もあります。近隣店舗で両替可能かどうかご確認ください。

口座をもっていなくても窓口での両替は可能(両替機だと不可の場合あり)のようです。
空港
今回はこれから海外に出発するのではなく、持っている外貨を円に戻すという目的だったので、わざわざ遠くにある空港に行く必要はなく、選択肢から除外。
自動外貨両替機
先日、ファミリーマートでは全国115店舗に自動両替機を導入したと発表されました。しかし、東京・大阪・京都・福岡・北海道のみとなっており、ファミマの全国店舗数(約1.6万店舗)から見てみると普及率はまだ0.7%ほど。
また、街中でも自動両替機はちらほら目にしますが、こういった単体の両替機はもちろん「無人」です。

万が一エラーになった時の対応に手こずりそうね。
専門の対応窓口のない自動外貨両替機では、こういったリスクもあることから大きな金額を両替するのにはちょっと不安が残ります。
金券ショップ
口コミを調べてみると「手数料が安い」とのことだったので、調べてみるとすぐ近くに店舗が。ということで今回は初の金券ショップでの両替をすることに!また、大手銀行に比べて、少し安心感に欠けるのが金券ショップでしたが、今回両替してもらった「大黒屋」ではきちんと「鑑定機」に通してから両替してもらえました。
大黒屋のレートについて
当日(4/27)の昼、「大黒屋」の公式ホームページで確認したレートはこちら。
ドル → 円
153.33円
(当日4/27の12時に確認)「大黒屋」公式ホームページより
当日(4/27)の窓口での為替レートはこちら。
150.61円


え!? 3円近くも違う…!?
この数字、最初は店頭手数料かなと思ったのですが、前日(4/26)に公式ホームページで確認していた数字と全く同じでした。
ドル → 円
150.61円
(前日4/26の12時に確認)
「大黒屋」公式ホームページより
窓口の方に確認してみると、ホームページに載っているレートは、店舗では翌日反映されるとのことです。
言い換えれば、店舗の窓口での基準レートは「前日に掲載されているレート」との認識になります。

当日の数字(153.33円)を見て「今日行こう!」と決めてしまったので、翌日にしておけばよかったな・・・
店舗でレートが異なるので注意
「大黒屋」のオンラインサイトに掲載のレートは「東京の一部の店舗」の数字であり、このような注意書きがあるとおり、地域や店舗によってレート差があるようです。
下記は、東京駅前 店でのレートになります。
※他店舗とはレートが異なる場合がございます。ご注意ください。店舗により両替レート、 在庫数が異なりますのでご注意ください。
「大黒屋」公式ホームページより
店舗が複数ある地域に住んでいる方は、電話にて「本日の両替レート」を直接確認してから足を運ぶことをオススメします。
【米ドル】40ドルを両替した結果
手持ちの40ドル(USD)を両替したところ、6,024円となりました。この日の為替レートは150.61円。
今がお得なのか?
私は約1年前にアメリカ国内のATMで現金を引き出しました。その当時のレートは1ドル約130円。
130円 × 40ドル = 5,200円
今回交換してもらえたレートは1ドル約150円。
150円 × 40ドル = 6,000円
結果として、円安が進んだことで1ドルあたり20円増え、40ドルの両替でおよそ800円トクしました。

100,000円(約770ドル)両替していたら、15,000円以上プラスになっていたということか~。
両替でプラスとなった利益は、雑所得として確定申告が必要な場合があります。ご確認ください。
当日のレートを比較してみた
「大黒屋」で両替した際、具体的な手数料は不明だったので、当日(土曜日)に確認した各プラットフォームのレートを比較してみました。
Google Finance
まずはGoogleでのリアルタイム検索結果。

ソニー銀行
続いてソニー銀行の為替レート。こちらもほぼリアルタイムで更新されていますので、Google検索時とは若干の差があると思われます。

三菱UFJ銀行
こちらのレートは、毎朝更新されるものになりますので、リアルタイムではなく目安になります。

大黒屋
こちらも毎朝更新される基準レートです。

【比較まとめ】大黒屋はお得か?
| Google Finance | ソニー銀行 (売却レート) 店舗なし | 三菱UFJ銀行 (売却レート) | 大黒屋 (売却レート) |
|---|---|---|---|
| 158.10円 | 158.11円 | 152.76円 | 153.33円 |
比較して分かるとおり、ネット銀行であるソニー銀行は、売却時の為替コストがかなり安いですね。

実店舗があればココ一択なのに・・・。
店頭での両替が可能な「銀行」と「大黒屋」をこうして比較してみると、レート差は0.5円程度。
為替はわずかな時間差によってすぐレートが変わるので、確実な結果を出すことは難しく、あくまで目安の数字になります。
結論
- 「大黒屋」と「銀行」では手数料によるレート差はあまりない。
- 「トク」か「損」かは大黒屋の店舗による。
- 1年前に買ったドルを円に戻すなら今!
今回の「海外旅行の残り(少額)の現金を両替する」という目的であれば、「銀行」と「大黒屋」の手数料差は0.5円程度なので交通費や移動時間を考えると、わざわざ遠くの銀行または金券ショップに出向くほどの利益はないのかなと思います。

例えば、100ドルを円に戻すとしたら、大黒屋に行けば50円プラスになる!というレベル。
【結論】
100ドル以下の少額の両替なら
近くにある行きやすい方で両替するのが良い。
しかし、大黒屋の店舗によってはかなり良いレート(+4円とか)で交換してくれるところもあるようです。特に関東はレートがいい店舗が多い傾向にあるようなので、お住まいの方は複数店舗に電話確認してみてください。
また、数年前の円高時に購入した外貨を持て余している場合は、歴史的円安の今両替すればプラスになるのは間違いありません。当面、海外に行く予定がない方は、160円前後で円に戻しておくのがいいかも?しれません。
大黒屋で両替するメリット
今回、「大黒屋」で両替したときに感じたメリットをまとめるとこの4つ。
ほぼ365日いつでも両替可能
銀行とは異なり、営業時間内であれば、土日祝日も19時まで対応してもらえることが一番のメリットだと思います。銀行窓口の場合、平日17時まで(お昼休みあり)のところが多く、仕事終わりや昼休憩時に行くことが難しく、有休等を使って行かなくてはなりません。
また、為替レートは日々変動していきます。「今したい!」と思ったときに、開いているのはとてもありがたいですよね。
超スピーディー!一瞬で両替してくれる
今回私は3種類の通貨を両替しましたが、めちゃくちゃ早かったです。かかった時間は全部で3~4分ほど。銀行の場合、「両替依頼書」等の記入が必要になり、もっと時間と手間がかかります。「大黒屋」の場合は、書類にサインしたり、印鑑を持って行く必要も一切ありませんでした。待ち時間もなく、サクっとお出かけついでに両替できちゃうのが大きなメリットだと思いました。
実際の両替の流れ
「すみません、○○ドル両替したいのですが。」
「本日のレートは○○円ですが、よろしいでしょうか?」
「はい、お願いします。」
「少々お待ちください。」
鑑定機に通す→日本円を準備
「お待たせしました。またお待ちしてます。」
本当にこれだけで終わりました。

早すぎ!
鑑定機ありなので安心
大手金券ショップということもあり、早いだけでなくニセ札対策もしっかりとしてありました。
有人窓口
自動外貨両替機とは異なり、窓口の人が対応してくれるので、機械の故障や紙幣不足といったトラブルなく両替できます。事前に今日のレートを確認してから両替するかどうか決められる点も良いですね。
大黒屋のデメリット・注意点
リアルタイムレートではない
大黒屋の基準レートは、リアルタイムではない(おそらく1日1回更新)ので、テレビやニュースで見る情報とは誤差が生じます。特に今は大きく相場が動いているときなので、ここは注意すべき点だと思います。事前にしっかりと電話確認することをオススメします。
店舗によるレート差がある
「ホームページには東京にある一部店舗の一番良いレートが掲載されている可能性があります。」と、大黒屋のスタッフさんがおっしゃっていました。調べたところ、同じ日のレートでも「4円」ほど異なる店舗もありました。こちらも店舗ごとに手数料や基準レートが異なる場合がありますので、事前に確認した方がいいでしょう。
紙幣の枚数(在庫数)に限りがある
銀行に比べて、店舗が持っている在庫数が少ないため、特に円から外貨への両替は注意が必要です。
まとまった金額を両替する場合は、店舗へ事前に連絡してから行った方がいいと思います。在庫がない場合は、複数店舗を回らなくてはいけなくなりますので、かえってお金がかかってしまった・・・ということになりかねません。
以上、「大黒屋」で両替してきた結果を紹介させていただきました。参考になれば幸いです。



